鏡の中のわたし
暮れゆく2024年ですが
皆さんにとって、今年はどんな一年だったでしょうか
私は今年のいつからか
朝起きて、顔を洗う際に、ふと手を止めて鏡を見るようになりました
それも、まじまじと
疲れた顔の時もあれば
元気な時もある
今ひとつハリがない時もある
日々、自分の顔そのものが、私の日常をそこに映し出しているのです
生き方を見直そう
そう鏡の中の私に気付かされたのは、いつだったかは思い出せませんが、鏡の中の私が言うのです
これでいいのか?
このところ、サッカレーの言葉を思い出すことが増えました
私たちが暮らすこの世界
日常もまた、一つの鏡です
この鏡には、自分の姿が映ります
だから、私が額に八の字を浮かべて鏡に向かえば、鏡も八の字を寄せて私を睨み返すし
私が微笑みを浮かべて鏡に対すれば、鏡も微笑みをもって私に応えるわけです
何にも増して、大切なことを鏡は教えてくれます
歳をとったとか、皺が増えたとかどうのでは、ない
シワもシミも人の柄、です
けれど、わたしたちは、鏡に映る己を見やり、とかく抗います
抗うなかれ
大切なのは、そんな歳を重ねたり疲れた己を何より、誰よりも敬うことです
今年も残すところ僅かなのですから
皆様もどうぞ良いお年をお迎え下さることを、心よりお祈り申し上げます
Kiranah
平山永修
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